結婚式のご祝儀袋は、「袋を選ぶ → 表書きを書く → 中袋を書く → お札を入れる → ふくさに包む」の5ステップで準備します。
この記事では、それぞれのポイントを順番に説明します。

ご祝儀袋の選び方

結婚祝いでは、水引が「結び切り」または「あわじ結び」の袋を選びます。どちらも「一度きり」という意味があり、結婚にふさわしい結び方です。

注意

何度あってもよいお祝い(出産・入学など)に使う「蝶結び」は、結婚式には使いません。

袋の豪華さは、包む金額に合わせるのが基本です。

包む金額袋の目安
1万円以下水引が印刷された、シンプルな袋
3万円紅白か金銀の水引がついた袋
5万円以上金銀の水引で、飾りが豪華な袋

表書きの書き方

水引の上には「寿」または「御結婚御祝」と書きます。多くの袋には、最初から印刷されています。
水引の下には、自分のフルネームを書きます。

  • 筆ペンか毛筆で、濃い黒の墨で書きます(薄墨はお葬式用です)
  • 夫婦で出すときは、中央に夫のフルネーム、その左に妻の名前だけを書きます
  • 3人までの連名なら、右から立場が上の順に並べます。4人以上なら「〇〇一同」とします

中袋の書き方

中袋(中包み)の表の中央に金額を、裏の左下に住所と氏名を書きます。
金額は、書きかえられないように旧字体の漢数字(大字)を使います。

金額書き方
1万円金壱萬圓也
3万円金参萬圓也
5万円金伍萬圓也
10万円金拾萬圓也
ここがポイント

中袋に金額や住所を書く欄が印刷されている場合は、その欄に合わせて書けば大丈夫です。

お札の入れ方

  • 結婚祝いは新札を用意します。銀行の窓口や、両替機で交換できます
  • お札の肖像画が表側・上側にくるようにそろえて入れます
  • 複数枚入れるときは、すべて同じ向きにそろえます

外包みの折り方

外包みは、下側の折り返しを上にかぶせるように重ねます。「幸せが上を向くように」「喜びを受け止める」という意味があります。

注意

上側を下にかぶせるのは、お葬式の包み方です。逆にならないように気をつけましょう。

ふくさに包んで持っていく

ご祝儀袋は、そのままバッグに入れずにふくさに包んで持っていきます。お祝いの席では、赤・ピンク・オレンジなどの暖色系を使います。紫は、お祝いとお悔やみのどちらにも使えるので、1枚持っておくと便利です。

受付では、ふくさから袋を出し、相手に向けて両手で差し出します。「本日はおめでとうございます」とひと言添えましょう。

まとめ

  • 水引は「結び切り」か「あわじ結び」を選び、袋は金額に合わせる
  • 表書きは濃い墨で。中袋の金額は「金参萬圓也」のように書く
  • 新札を、肖像画が表・上になる向きで入れ、暖色系のふくさで持っていく

包む金額に迷ったら、ご祝儀の相場 早見表で、関係と年代ごとの目安を確認できます。